この記事は「ひとりでカンファレンスふりかえりo0h Advent Calendar 2021」のday-9です。

ひとりでカンファレンスふりかえりo0h Advent Calendar 2021 - Adventar

今日振り返るのは、「CakePHPは、4.xでどう変わったの?5.0の姿も見えてきたって本当?」です。 PHP Conference Japan 2021のCfPに応募しました。Regular session (25 mins)の枠になります。

CakePHPは、4.xでどう変わったの?5.0の姿も見えてきたって本当?

概要

CakePHP4.0は、2.x→3.0に比べると「劇的な進化」は控えめになりました(※参考: CakePHPの進化から読み解く、PHPフレームワークの"今"っぽさ phperkaigi -2020 - Speaker Deck)。

しかし、4.1/4.2や、その先(当時)の4.3のロードマップを見てみると「より使いやすくなる」という堅実な進化を遂げています。

特に「他のFWでは普及している機能」へのキャッチアップや、2.x/3.x時代に作られ今となっては負債っぽくなっている箇所の解消など、ここから先への進化のための投資とも思えるようなポイントがいくつもあります。

それらは具体的にどういう部分なのだろう?また、そうした取組が行われている背景・動機はどういうところにあるんろう??

といった話をしてみようかな、と思ったのがこのプロポーザルです!

また、CfP期間において徐々に5.xブランチが動き始めているな〜というのを観測していたので、イベント本番までに進んだものがあれば、それについても触れてみたいなと考えていました。

動機

単純に「CakePHPで何かの話をしたいな〜」と思っていた(る)ので、だったら「普段見ていて知っていること」をそのまま出す!でも良いかも知れないと考えました。 お世話になっているコミュニティへの恩返し的な活動を、というニュアンスも多々含まれています。

また、「お、そこも手を出すんだ!」と感じる変更も多く作用されていたのも事実です。

例えば

などが代表的な例になると思います。

自分自身が、改めて「登壇駆動」でキャッチアップしながら「(5.xも含めて)CakePHPがどんな事を志向しているか」に思いを馳せるのも楽しみだな、という目論見もあって提出しました。