この記事は「ひとりでカンファレンスふりかえりo0h Advent Calendar 2021」のday-8です。

ひとりでカンファレンスふりかえりo0h Advent Calendar 2021 - Adventar

今日振り返るのは、「PSR、それからPHP-FIGって何なのだろうか?」です。 PHP Conference Japan 2021のCfPに応募しました。Regular session (25 mins)の枠になります。

PSR、それからPHP-FIGって何なのだろうか?

概要

業務等でPHPを利用していると耳にするであろう「PSR」について、何者なのか説明できますか?といった部分の話をするものです。

知っておくとすごく便利!!というものではないかも知れませんが、付き合い方や距離感のようなものを知っておくことは、よい効果をもたらしてくれると思っています。

PSR/PHP-FIGが登場したり、必要とされた背景について復習をするような内容をメインに考えていました。登場した時代の深堀り、それがどのようになってきたか・・・ また、その中でいくつかの「代表的」もしくは「重要」なPSRの紹介もしてみたいと思っています。

ボリューム的に余裕があれば、「PSRに対応している代表的なライブラリ」とか、その逆のものについても話題として扱ってみたいなーなんて気もします。PSRがなかったら|あることで、実世界において一体どんな恩恵があるのでしょうね?という話をしてみたいな、と。

動機

個人的にPSRについては参考にすることが多くて、内容そのものであったりライブラリ剪定の場面で「PSR対応はなされているか」という観点であったり。

ですが、「それが一体何なのか」について知らない人にとっては、もしかしたら「PHPの標準」くらいの強力なものに思われているかも知れませんし、逆に「本当に全く知らなくて、価値がわからない」という状況もあるかも知れません。 何れにせよ「自分は注目しているし、有難いと思っている存在」について認識や感覚がズレている・・というのはコミュニケーションコストがかさばってしまいます。

ということで、「説明資料」を作ってみたいなと。

もっといえば、少し「OSSの世界を歩いてみる」という所へも繋がっていくのかな?と思ったのも、発表してみようと考えた動機の1つではあります。 先日言及した「OSSを読んでいる〜「という話にも通ずるものがありますが、少なくともオープンな議論が行われているソフトウェアについては、「誰でもそこにアクセスできる」はずなのに「触れたことのない人にとっては大きな断絶がある」ような存在になってしまってはいないでしょうか。 それはとっても勿体ないなーと思うのです。

そういう人に向けて、ちょっと「世界を広げてみる」ための一助になったらこれ幸い!!という気持ちがあります。

自分は、過去に企業ブログだったり書籍執筆に際して「その辺りの歴史を少しほってみた」という経験もあり、実際に面白かったので、話すネタとして良さそうだななんて思った面もあります。